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コンサルBIG4への転職は難しい?各社が求めるスキルや受かるためのコツについて解説

2024年8月6日
#BIG4 #転職

コンサルファームで人気の転職先と言えば、コンサルBIG4を思い浮かべる人は多いのではないでしょうか。BIG4は中途採用に力を入れており、平均年収も高いことから、キャリアアップを目指す方はぜひ狙いたい企業です。

ただし、BIG4の倍率は数十倍にもなり、グループディスカッションやケース面接のような難しい選考プロセスがあるため、入念な対策が必要になります。

そこで、本記事ではBIG4に求められるスキルや受かるためのコツについて解説するので、ぜひ最後までご覧ください

BIG4とは?

そもそも「コンサルBIG4」とは、コンサル業界でも特に大きな規模を誇る以下の4社を指します。

  • デロイト トーマツ コンサルティング(DTC)
  • PwCコンサルティティング
  • EYストラテジー・アンド・コンサルティング(EYSC)
  • KPMGコンサルティング

この4社は、「BIG4」と呼ばれる4大会計事務所が運営するコンサルティングファームです。
コンサルBIG4はしばしば外資系企業と誤認されますが、実際はBIG4のメンバーファームであるだけで、外資系企業ではありません。

BIG4の転職事情

日本のコンサルティング市場規模将来予測(2023‐2030)|コンサル市場規模2023年版~後半~

引用:日本のコンサルティング市場規模将来予測(2023‐2030)|コンサル市場規模2023年版~後半~

コンサル業界へ転職を検討するに当たって、まずは業界の転職事情について大枠を理解しておきましょう。近年、BIG4をはじめとするコンサルティングファームは業績好調が続いています。

また、上図ではコンサル市場の成長率は2022年から2030年までで13%程度と試算されており、今後も成長が見込まれます。

その背景には、経営環境の変化によってクライアント企業のニーズが多様化し、プロジェクト案件数の増加したことが挙げられます。

具体的にはこれまでの経営戦略立案〜各種実行支援だけでなく、リモートワークを含めた働き方改革やDX、デジタル化の推進、アフターコロナへの経営戦略など、さまざまなものがあります。

BIG4への転職が難しいと言われる理由

そもそもコンサル業界は人気の転職先であり、さらにその中でも最難関クラスなのがBIG4です。
ただし、入念な準備をおこなってチャレンジすれば、内定は不可能ではありません。

まずは、選考が難しいと言われる4つの理由について紹介します。

情報収集の難しさ

難易度が高い理由の1つとして、情報収集の難しさがあります。
コンサル業界の知識が必要なのはもちろんのこと、BIG4各社の企業研究も徹底的におこなわなければなりません。

求人は基本的に部門ごとに分かれるため、自分のスキルや経験とマッチする部門を見つけ、徹底的に対策しましょう。

ただし、BIG4などの総合系コンサルファームはあらゆる業界のクライアントに対して、戦略、人事、マーケ、財務などさまざまなコンサルティングサービスを提供しています。

そのため、情報収集と一言で言っても、調べる範囲は非常に広くなってしまうのが難点です。

選考書類を作り込む必要がある

BIG4の転職倍率は数十倍と言われており、書類選考に通るだけでも難易度が高くなっています。数いる応募者の中で「この人に会ってみたい」と採用担当者に思わせるためには、選考書類を綿密に作り込みましょう。

まずは、応募する部門に自分の保有スキルや強みがマッチしているか確認してください。

また、コンサルファームの選考書類で特に重要となるのが職務経歴書です。コンサルタントには論理的思考力や課題解決能力が求められます。
そのため、数値で実績を示したら、どのような考えで行動し、その実績に至ったのかまでをわかりやすく記載しましょう。

面接で深掘りされる

コンサルファームの面接は、コンサルの適性を見極めるため、通常の転職よりも志望動機や自己PRについて深掘りして質問される可能性が高いです。

そのため、普通の面接では問題のないレベルで対策していても、質問攻めにあうことでボロが出てしまう可能性があります。

自己分析をより深め、より深い質問をされても論理的に回答できるよう練習しておきましょう。

ケース面接がある

ケース面接は対策が難しい。模擬面接、特にケース面接の対策をしてくれるサービスを使うのがおすすめ
200文字

コンサル転職で特徴的なものの1つにケース面接があります。ケース面接とは、お題に対して考える時間が与えられ、その後面接官にプレゼンをおこなう面接形式です。

コンサルファームのケース面接は、実際に応募者のコンサル適性を測るためにおこなわれるため、経営課題に関するお題が多く見られます。

ケース面接は対策が難しいため、コンサル転職の難易度を上げている要因の1つであると言えます。対策のためには、ケース面接の模擬面接をしてくれる転職サービスを利用するのがおすすめです。

BIG4に求められるスキル

BIG4に転職するためには多種多様な経験が求められますが、必須の資格などは特にありません。ただし、特定の知見や資格を持っていれば能力の証明になり、選考が有利にはたらく可能性があります。

コンサル転職のために資格取得を検討している人や、保有資格を活かしたい人は、以下を参考にしてみてください。

特定の業務知識

以下のような特定の業務知識はコンサル業務に活かせるため、有利になる可能性が高いです。

  • 財務会計
  • 管理会計
  • 生産管理
  • 設計開発
  • 物流
  • 人事
  • CX
  • DX  など

BIG4などの経営コンサルティング業務をおこなう企業は、企業の経営状況や財務状況の分析から雇用まであらゆるサポートを提供します。

そのため、経営に関する知見がある人材は高く評価されます。保有している人は、ぜひ自分の保有スキルに合った部門に応募しましょう

最新のテクノロジー知見

または最新のテクノロジー知見や、ITのリテラシー
(DX、ERP、アナリティクス、クラウド、SaaS、Fintech、生成AIなど)
を具体例としてリスト化
200文字→400文字

IT部門を志望するのであれば、最新のテクノロジー知見やITのリテラシーをアピールできます。具体的には、次のような知見があると評価されやすいです。

  • DX
  • ERP
  • アナリティクス
  • クラウド
  • SaaS
  • Fintech
  • 生成AI など

近年ではIT技術の発展により、IT人材はもちろんのこと、ITコンサルの需要が非常に高まっています。上記の知見を持っていれば、ITコンサルとしての基盤があるため有利です。

ただし、IT技術は日々進歩し続けているため、最新のトレンドも常にチェックしておきましょう。

取得難易度の高い資格

特定の領域の知見があるだけでなく、資格を持っていると知見の証明になるためより説得力が上がります。また、資格を取れるだけの努力ができる人材だとも映るでしょう。

BIG4の選考に有利になる資格は以下の通りです。

  • MBA
  • 会計
  • IT
  • セキュリティ
  • PM など

資格の種類や難易度はさまざまですが、主に経営や財務、ITに関する資格を持っていると評価は高いです

取得難易度の高い資格

コンサルBIG4は応募倍率が高いうえ、ケース面接など特殊な選考があります。そのため、1人で対策するのは難しいです。

対策するなら、転職エージェントに登録して転職のプロにアドバイスしてもらいましょう。ここからは、コンサル転職に強いエージェントを3つ紹介します。

リネアコンサルティング

コンサル転職に特化したエージェントなら、リネアコンサルティングがおすすめです。リネアコンサルティングは特にBIG4の転職に強く、実績も豊富です。

コンサル転職について熟知したアドバイザーが選考対策をしてくれるので、合格率を上げたい人はぜひ相談しましょう。もちろんケース面接の対策にも対応しているので安心です。

また、リネアコンサルティングの求人は8割が非公開求人です。非公開求人は公開求人よりも競争率が低くなるため、応募倍率も下がります。

また、非公開求人を多く保有するということは、それだけコンサル業界に太いパイプを持っているということでもあります。つまり、それだけ保有する情報や対策に信頼がおけるということです。

リクルートエージェント

リクルートメントは、転職希望者の8割が利用しており、転職支援実績NO.1を誇る転職エージェントです。リクルートエージェントは求人数の多さが魅力で、常時50万件以上の公開求人・非公開求人を保有しています。

そのため、コンサルだけでなく幅広く求人を見たい方に向いています。また、転職決定者の年齢も20代~40代まで幅広いのも特徴です。

30代以降になると転職難易度はぐっと上がりますが、それでも転職実績があるのは、30代や40代向けのサポートが充実している証拠でもあります。

JACリクルートメント

BIG4を含むハイクラス転職を目指す方は、JACリクルートメントがおすすめです。JACリクルートメントはハイクラス転職に特化したサービスで、年収800万円以上の求人が豊富にそろっています。

BIG4を含むコンサルファームもハイクラス転職先として該当するので、求人を紹介してもらえる可能性は大いにあります。

また、JACリクルートメントには総勢800名以上のコンサルタントが在籍しており、指定の領域に強い担当者を希望可能です。
BIG4への転職を狙う方は、コンサル転職に強い担当者を希望しましょう。

まとめ:転職エージェントを利用してBIG4の内定率を上げよう!

BIG4転職の難易度は非常に高いため、通常の転職よりも丁寧な情報収集や書類作成が必要です。また、グループディスカッションやケース面接など、特殊な対策も必要になります。

対策を徹底して内定率を上げるために、転職エージェントに相談して転職のプロに内定までサポートしてもらいましょう。コンサル業界の転職事情に熟知したアドバイザーにサポートしてもらうなら、コンサル転職に特化したエージェントがおすすめです。

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